たんたんです。
さぁ、今日から就労継続支援A型事業所『ポラリス』さんでの体験だ。
何をするのか、ワクワク。逆に何もわからずアセアセ。そして緊張……。
震える指でインターホンを押した!すぐにスタッフさんが来て下さり、手際よく下駄箱の位置や、トイレなど、一通り説明を受ける。
まず、トイレの位置は自分にとって、何より重要なのである。そう、パニック障害と広場恐怖症を持っているからである。常にトイレに行きたいという焦燥感に駆られている自分がいるのである。
もちろん、体験中(仕事中)でもいつでもトイレに行くことは許されているよ!だから、安心!
ここで、簡単に自己紹介。30代後半の男。二か月前までは一般就労に就いていたが、本態性振戦(手の震え)がひどくなり退職。他に、双極Ⅱ型障害、メニエール病、糖尿病と病気の宝庫のようなこの体。
苦労をしてないといえば、うそになるが。これも自分だと納得しつつ、日々生活する身である。
ここで、ポラリスさんのお話に戻そう。
一日のスケジュールは、午前10時から2時間働いて、1時間のお昼休憩を挟んで、午後2時間のお仕事だ。フムフム。そして、1時間に一回は5分間の休憩もある、至れり尽くせりである。
そして、このルーティンがきっちり守られている!!これ重要だよね!!
一般就労だと意外と就労時間ってきっちり守られていなかったりするけど、ポラリスさんは細かなルールもきっちり決まっていて、事業所を利用する、すべての人が快適に過ごせるように工夫されているんだ。
それでは、ここから、体験の内容に入っていこう!
私が体験させてもらったのは主に二種類。パソコン作業と、軽作業。
パソコン作業は、3種類。一つ目はエクセルのリスト作成、これはコピペするデータの正確さが重要。
二つ目は名刺作成。これは名刺のスキャン画像から必要とされる情報だけを抜き出す作業。
三つ目はチラシの作成。文字だけのデータに装飾してチラシとして完成させるものである。ワードとパワポ、二種類作成した。
パソコンは大学時代に二度と触りたくないって程、文章も作ったし、パワポのスライド、イラストや写真修整も行ってきたから、無難にこなせたかな?
そして次に、軽作業。これは、付箋の作成だ。
みなさん付箋を普段利用したことはあるだろうけれど、製品がどんな部材から作られているかは知らないだろう。
これが意外と、簡素なもので4種類の部材からできていたのだ!
そして、制作過程は非常に簡単。紙を折ったり、テープを貼ったり、袋に入れたりと……
ただし、製品としてのクオリティを求めた時、微細なゴミや印刷のエラーなども見逃せないため、品質には非常にシビア!
もともと、手先が器用なこともあり、こちらの作業も問題なく取り組めたかな?!
と、三日間、あっという間だった。
三日間の感想としては、手の震える自分でもポラリスならば無理なく仕事に取り組めたと強く実感できた!!
最後に……
体験に参加させて下さり、色々と気に掛けて頂いたポラリススタッフの皆様。
そして、共に働いて下さった、利用者の皆様。
大変、ありがとうございました。
私にとって、初めてのA型事業所の見学・体験だったので、何から何までわからないことだらけの経験だったけれども、3日目ともなれば少しは慣れたかな?!
今後、事業所が決まるまで他の事業所の体験を複数経験することになるだろうけど、ポラリスさんでの経験は一つの糧になると思う。
3日間、ポラリスの皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
投稿者:たんたん